超自然主義生活

微細霊感から超霊媒シャーマンになっていく過程を綴った非日常的日常生活※ノンフィクション

2016-01-01から1年間の記事一覧

2016.9 守護霊、入れ替わる

鳥獣戯画展に行った時、実は空海さん憑いて来られていたそうです。あたしゃ全く、気づかんかったよ……ぐふっ。 我が家まで憑いて来ちゃった明恵さん曰く。 「儂らを見ていく者はそれこそいろんな者がおったがの。そなただけがあまりにも異様な風体で、しかも…

2016.9 鳥獣戯画展前後の騒動

スクナヒコと繋がってしばらくして、彼の眷属という3羽のスズメじみた小鳥妖が我が家にやってきました。まるで、某妖漫画に出てきた小鳥のトリオ妖みたいなのがリアルにやってきた……笑 3羽の動きはせわしくほぼ同時に口を開きそれぞれがピーチクパーチク(…

2016.9 少彦名呪文とチベットさん昇天

この手は我が手にあらず 常世にいます くしの神 少彦名(すくなひこな)の苦手(にがて)なり 苦手をもちて まじなえば いかなる 〇〇 も 消えずということはなし 〇〇に病名を入れたり、文字どおり自分の苦手な事柄を入れて最後の文言を少々変えても大丈夫な、…

2016.9 石敢當再設置と塞の神

大学時代の親友Sが沖縄へ旅行に行き、お土産に石敢當買ってきてくれました。ちょうど我が家では……というか、うち自身が見えるモノ増えてきたため、前に埋めた小さな石敢當ではおっつかなくなってきたのを感じていた矢先で、まさに渡りに船! 早速、埋めたの…

2016.9 人外の魂が入っておる

すっかり、我が家に遊びに来るのが当たり前になったーー河童や濡れ女、川童(かわわらし:川で溺れた子どもの霊が水霊と結びついて生まれた妖)など水妖達と、近くのお宮さんで知り合った猫神様と呼ばれる猫又達ーー気づけば、街路樹などそこらに生えている木…

2016.9 高野山へ その3

河童共は「置いて帰るよ」と突き放すと、大人しく憑いてきましたーーは、さておき。笑 結局、山道はオール莢猫が運転手……二度目の奥の院参拝は空海さんがおっしゃった通り小雨の中、まずは我が家の教祖である親鸞さん墓所でお参りしてから地下堂へ行きました…

2016.9 高野山へ その2

その日は予定どおり3時半起き、夜の山道運転には慣れている莢猫が運転手、飼い主様がカーナビでレッツラゴー。薄明るくなってきたところで奥の院駐車場に到着……同じ目的で来られたっぽい2人連れの女性がいて、少々残念な気持ちで奥の院へ。(空海さんに会い…

2016.9 高野山へ その1

真言を唱えるようになってから、意識し始めたのが高野山でした。嫁いだ先も父方も母方も、浄土真宗だったから、こんなにも真言にお世話になる日が来ようとは夢にも思いませんでした…… テレビで仏閣の番組を見たり、苦行を超えられた僧侶のお話を見聞きしてい…

2016.8 妖精対策

小人さんと日本語が通じるようになって聞いたのは、男の子達が日本に来た経緯。 母親はヨーロッパ人のシングルマザーで、ある時、彼女達の住む家で火事が起きた時、兄弟は逃げ遅れたそうです。 小人達は、子ども達の魂まで焼け焦げないよう守り抜きーー母親…

2016.8 夢で会いましょ

招き猫を泣く泣く処分してから数日後。 チベットさんのスパルタ教育受けているにもかかわらず、偏頭痛が治まらない……どうも、買い物に出かけた時に、何かが憑いてきたらしい…… この頃から少しずつ、『自分には自然霊や子どもの霊が寄って来やすい』と自覚し…

2016.8 招き猫に生霊

引っ越してきてからいろんな事があり過ぎて、玄関に並べていた招き猫の手入れを怠っていたら。 ある時から、玄関を通る度に左こめかみにモヤモヤするのを感じるようになりました。 一体、何が霊障起こしているのか判らず、そのまま数週間ーー次第に、モヤモ…

2016.7 財テクの神、家出する

家に居着くからには、と通称『財テクの神』と呼んでいた、ぬらりひょんっぽい神格級妖ーー彼は何故か、コピー機などコンピューター家電が大好きで、彼の居場所はほぼコピー機の上でした。 伏見稲荷でお稲荷さんに立派な正式名称も頂いて帰ってきたので、何か…

2016.7 三霊揃う

コンが眷属になって、ほぼ一月半ーーこの家に引っ越してきてから、ちょうど3ヶ月目となった日の夜。 寝床に横になったものの、背中に出た蕁麻疹がかゆくて眠れずにいたら、足元に見上げるほど……って、寝っ転がっている時点で何でも見上げる事になるんだけど…

2016.7 余談…グラウンディング

新居生活三月目にやって来た、自称『マニ車の付喪神』チベットさん直伝(?)の瞑想法は、彼が来る前読んでいた本にも紹介されていた、『グラウンディング』と呼ばれる瞑想法でした。 彼は、私に解りやすく説明してくれたつもりだったらしいのですがーー 「よ…

2016.6 呼び名付けても居座られるパターン

話は少し戻って、三番庚申のお参り前日。いつものごとく「清い水くれぃ」とやって来た河童と共に、見てくれはまるで貧乏神……ボロボロの着物を着たヨレヨレの『何か』もやって来ました。 「わしはマニ車に憑いておった。この国風に言うなら付喪神といった者か…

2016.6 猿田彦が護り神に!

母方里は長崎街道の宿場町にある古民家(以下略)。母屋と座敷の間に設けられた祭壇には、道祖神でもある猿田彦の神像が祀ってあり、子どもの頃は怖くて怖くて仕方ありませんでした。 神像は素焼きの素朴な物でしたが、目力があって眼光鋭く、とても恐ろしく感…

2016.6 厄を取る浄化の神さんと石敢當

我が家を貫く霊道は、良し悪し様々なモノ達が通ります。ほとんどは無害ですが、たまに左こめかみに激痛が走るほど霊障起こすモノも、自分の身を清めるために通っていきます。 ーー話を少し戻して、コンとの共生始まってすぐの頃。 憑かれ慣れていない身体の…

2016.7 蛇神さんが通る

それは深夜のことでした。何となく寝苦しく、久しく聞いてなかったお隣さんベビちゃんのぐずる声ーーあ、何かデカイの来るなと思った途端。 「莢猫、目を閉じるか逸らせろ。障る神がお通りになるぞ」 とコンに言われました。目はハナから閉じてるよ、あ、『…

2016.6 赤ちゃんの泣き声は悪霊を祓う

今の家に引っ越してきてから三ヶ月目に入る頃、夫婦で寝苦しい夜は隣の赤ちゃんが夜泣きするのに気付きました。 それが連日続いた晩ーー思わず、 「今夜も泣いてるねぇ」 と呟くと、飼い主様なボソッと一言。 「赤ん坊の泣き声は悪霊を祓うんだよ」 ……この発…

2016.6 母方里で完全開眼?

母方里は、かつて長崎街道の宿場町でした。母の実家も築二百年をゆうに超える大きな古民家で、置いてある家具や道具も、近世から現代の物が混在する空間。祖父母が他界してからは、母や母の弟妹がたまに家の管理維持に帰る程度のほぼ空家です。 そんな母の実…

2016.6 逗留三日

見えざるモノ達との交流を始めてから、良し悪し見分けるのにも少しずつ慣れてきたある日。いくら家の中を真言唱えて回っても何となく落ち着かなくなってきました。 何だか、常に、大量にいる……気がする。 飼い主様にも、無理やり烏枢沙摩明王の真言と金剛界…

2016.6 何じゃあれはー⁉︎

真言踊り子衆が買い物にまで憑いて来るようになったある日。近くのショッピングモールまで出かけた時の事です…… いつものように、心の中で真言を唱えつつ買い物を済ませ、瑞穂たっての希望でソフトクリームを買って、食べながら帰りましょうと出口に向かって…

2016.6 真言踊り子衆、現る

河童が見えるようになると今度は、身の回りに寄ってくる『何か』もちらほら見えるようになりました。ちらほら見えるようになったモノ達が言うには、 「莢猫の『第三の目』は、たとえるならカメラのようにパッと開いたり閉じたりしておるから、チラチラしか見…

2016.6 オシャレでないアクセサリー

この家に越して来てから、たったの一ヶ月ちょいで、見えざるモノとの会話、というか、脳内に浮かぶ文字というか……そんな現象に頻繁に見舞われるようになり、ついには鬼子母神様だけでなく、家にあるお札や神像からも声が聞こえるようになりました。 耳を傾け…

2016.5 水妖が遊びに来るようになりました

それは深夜のことでした。 二階の寝室から一階トイレへーー階段を降りようとして、階段の壁に左手をついたその時、何かがペタッと左手の先に触れたのです。 寝ぼけまなこで左手の先を見ると、河童が私の左手に手を当てていて、目が合うと『にへっ』と笑いま…

2016.5 布の精霊神

伏見稲荷へ行く前、母の友達で霊感のある人から、寝る時に水晶の数珠を赤い袋に入れて枕の下に入れておくと、良くないものを寄せ付けないから安心して眠れると聞き、早速赤い布を買いに行きました。 手芸店に赤い布はなく、エスニック雑貨店まで足を延ばすと…

2016.5 竜さんが憑神になる

その日、日付が変わる頃には、もう我が家に来られていたそうです……小さな竜神さん。新幹線の中で、明日は明後日はと急くようにたたみかけられたので、きっと一大事なのだろうと思い、水晶球は抜かりなく伏見から帰る時に購入していました。 夜中、トイレに目…

2016.5 伏見稲荷へ その3

朝4時ーーまず水垢離して身を清めてから着替え、レッツラゴー! お供えする物以外は駅ロッカーに預け、身軽なリュック(でも、お供えする天然石の玉は持っているの全部持って来たから重い重い……)と、前日飼い主様に買ってもらった山登り用ストックを握りしめ…

2016.5 伏見稲荷へ その2

ホテルのロビーに到着すると、チェックインの行列ができていました……飼い主様に並んでもらって、ベンチで一休み……のつもりが、まっったく、落ち着かなーい! それもそのはず、いろんな意味で、『気』が濃い上に、うようよいるのです。見えざる『何か』が。 …

2016.5 伏見稲荷へ その1

コン達を連れての伏見稲荷参拝は、飼い主様も行くと言い出し(スポンサー付きと思うことにしました)ーー飼い主様の仕事休みに日程を合わせるため、新幹線も宿泊も飼い主様に予約してもらって、伏見稲荷の正しい参拝の仕方をネットで調べてメモして、いざ出発…