超自然主義生活

微細霊感から超霊媒シャーマンになっていく過程を綴った非日常的日常生活※ノンフィクション

2017.12 鬼子母神さんからお下がり頂いた角がいつの間にか育っていた話

いつ貰ったのか、忘れちゃったんだけど(ォイオィ)……銀河が守護霊になったばかりの頃(だったよな)、滅多にこの世へ降りて来ない阿弥陀さんが我が家に来らして曰く。

「莢猫よ、今後そなたの活動には必要になるだろうから、これを授けよう」

何ですかソレ。

「カリテイモの角だ。本神には許しを得ておる」

……カリテイモって、鬼子母神さん!?

びっくりするまもなく(銀河も黙認状態で)、阿弥陀さんな手に持っていたモノを両手に握り直し、ホイッと莢猫の頭に載せられました。耳の上から頭頂ラインのちょうど中間らへん、阿弥陀さんの手が触れるなり、確かに、何かが頭に生えたのを感じました。阿弥陀さんなうちの頭をしみじみ見た後、スゥッとあの世へ還ってしまい、銀河も全く反応無し。

え、何、どうなったん? とりあえず洗面所の鏡面を覗いてみると。

え、ウソ、マジで鬼角生えとる? いやいやいや、アタシは何も見なかった……ってことにしとこう。何の役に立つやら分からんし……と、本当に忘れちゃった。←ナンテヤツダ

 

それから数ヶ月経ったある日の入浴時。頭を洗っていて、何かこう、頭の二箇所に強烈な違和感……今まで全然気にならんかったところが、気になりだすと確認せずにはいられん。シャンプー泡を洗い流してから、風呂場の鏡を覗いてみたところ。

 

鬼子母神さんに貰った角.png

 

え、あ、そうだった! そういや鬼子母神さんの鬼角貰ってたんだった……と、思い出しました。でも何コレ? この位置は阿弥陀さんがツノ植えた位置だったハズ。すると鏡の神さんが笑いながら曰く。

「何じゃおぬし、今頃気づきおったか。おぬしの角は、ずいぶん前から、鬼ではなく竜のていになっておったぞ」

『なっておった』って……いつ頃から?

「生やした時から少しずつ伸びておったが。それも無自覚であったか」

何勝手に育っとりますのんマイツノ……銀河まで呆れ笑い顔になっとる……てか、教えてよ守護霊!

「おぬし、自ら『忘れる』と申していたではないか」

ぐぬぬ……いや、でも、何でこんなことになったん?

「おぬし自身に馴染んだから変形したのであろうな。おぬしに憑いておる竜達の影響もあるだろう」

何その曖昧な答え、

「私はおぬしの守護霊ではあるが、おぬし自身が為す霊業には干渉しておらぬ」

ちょっ、じゃあ、この角はうちがそんな形にしたってこと? 自分が謎過ぎるやん。

「クックックッ……せっかく生やしているのだから、活用するが良い」

笑いながら言う? ねぇコレ何の役に立っとるの? ダメだ、守護霊は何も教えてくれそうににゃす……ええい、マイツノ! 何の役に立っとるのか、教えてけれ~~!!!!