超自然主義生活

微細霊感から超霊媒シャーマンになっていく過程を綴った非日常的日常生活※ノンフィクション

2017.? 愛車が付喪神になっていたこと

今回は記事にし忘れていたネタ回です。まずは愛車『エーコ』との馴れ初めからいきますか。エーコは、2009年3月に莢猫の所へやって来ました。ちょうど新型と入れ替えの時期で、ディーラーのお兄ちゃんからお買い得になっていると言われ、飼い主様が「莢猫の車も買い替えていいよ」という話になったために商談が進み、当時最も人気のなかった色をあえてチョイス(その色なら乗っている人も少ないだろうという判断)。遠目での光の当たり具合では藤色に見えるライトグレーメタリックなボディに、更に個性を出そうとステッカー貼るのを思いついたら、これまた飼い主様が「君好みのカラフルなステッカーたくさんあるよ、使う?」と譲ってくれました……カラフルなリンゴマーク(笑)。しばらく莢猫の愛車は某メーカーの回しもんですかってな車で走っておりました。でもカラフルステッカーのおかげで可愛らしくなった愛車に愛着も湧いて、『エーコ』という名前も付けて、今まで乗ってきた車の中では最も大事にしてきた……と、思います。

やがて、リンゴステッカーも全て取れてしまい、リンゴシルエットカーになってしまった頃、今の家に引っ越して来ました。霊道交差点上の駐車場&我が家、エーコにも霊的影響は少なからずあったと思われ……そして、ツイッターでは『2016?』と表記していましたが、2016.12頃はまだ口利けた記憶がないので、2017.?としておきます。←なんだかんだでちゃんと時期覚えとらんのは変わっとらん(苦笑)

 

それは高速道路を走行中、左前タイヤがパンクしてしまい、高速降りてすぐ見つけたカーショップで、タイヤ替えていた時のことでした……これはちゃんと覚えてました。←←ォイ

タイヤ交換中、ピット入りしているエーコを見つめつつ、『ごめんねエーコ痛い思いさせて』と心の中で呟いていたら、

「大丈夫よ莢猫。あたし痛覚ないから」

あ、そうね、車に痛覚はないよね。……ハッ!……今、誰が何て?

「交換できるパーツでよかったね」

声がするのは明らかにエーコの方から……なんですけど?

「霊には建物の壁は関係ないから、聞こえてるんだよ」

『霊には』って、あんたクルマやん!

「そうだよ。エーコだよ」

~~~~ッ !!!!

危うく、カーショップ店内で叫び声をあげるとこでした……まさか、自分の乗っている車が喋るようになるとは思ってもいませんでしたからね……ちよっと、待って。理解がじぇんじぇん追ッッ付かん!

「何で? 付喪神になってたの気がつかんかった?」

気がつく訳ないやん。……近過ぎたけん、かいな?

「そっか。確かに、運転席だと近過ぎだよね」

このやりとりに耐えられなくなったのか、銀河が笑いだし……憑いて来ていた夫婦神まで大笑いしだす始末……神さんが笑う店として、ココはしばらく繁盛しそうだよ全く。

「おぬし、気がついていなかったのか」

銀河は気がついとったん?

「いつ『口』を得て話しだすか、様子を見ておった。パンクがきっかけになるとはな」

すると夫婦神も笑いながら曰く、

「穴が空いたから、口利けるようになったのだ」

「パンクした所から口穴ができたのね。中てつけのつもりが功を成した……人間なら『怪我の功名』といったところかしら」

パンクの穴がクチアナですか……猿田彦と猿女にそう言われると、そうとしか思えんばってん。ところで『アテツケ』って誰から?

「おぬしの諸行を快く思わぬ者(霊)はごまんといる。まあ、そこは、私が対処しておくから気にするな」

何か一瞬背筋冷たくなったんですけど……うん、気にしない(怖)。

 

エーコなその後2度、高速道路でパンク体験しましたが、マイ守護霊と夫婦神のおかげで大事に至ることなく、長距離運転中に眠くなれば「しりとりしよう」「少し休んだら」と気を遣ってくれ、ガソリン限界ギリギリまでめいっぱい走ってくれる、今まで以上に遠出最高の相棒になりました。免許返納するその日まで、できる限り大事にします。

 

眠気覚ましが強烈な件.png

 

……てか、エーコが喋るようになったあの時、あんなに衝撃受けたのに……何で日記にもツイッターにも記録しとらんかったっちゃろ? ……何かの妨害か祟りってことにしておこう、うん。←←←ジブンノセイ