超自然主義生活

微細霊感から超霊媒シャーマンになっていく過程を綴った非日常的日常生活※ノンフィクション

2016.11 お伊勢参り3

夜明け前から起き出して、まずは外宮へ。お宮以外の所にもたくさん神さんおわしまして、歓迎されましたーーてか、飼い主様がカメラ向ける度にポーズ取るのやめて。見える人にしか見えないのにーー笑

 

トヨウケさんにも笑顔で迎えられて、その足で今度は月夜見宮へ。

人嫌いなご神木にお清め頼まれて穢れ抜き……ツクヨミさんには歓迎されましたが、すぐ隣にある摂社の土地神さんは、何やら気に触るようでご機嫌よろしくない……お参りは飼い主様だけしてもらいました。が、この態度にツクヨミさん激怒!

 

「そなた、莢猫に対して無礼であるぞ。清めの力を頂きながらその態度、」

 

わぁーーーー! やめて、怒らないで! ご神木も縮み上がっとりますがな……境内の空気がビリビリ……怖いよぉ……土地神さんも縮こまって動かなくなりました。お隣お祀りされてるんだから、穏便にお願いしますよ、ホント。

 

「話をつけておくから、後でもう一度来ておくれ」

 

と言われ、いったん宿に戻り朝食済ませ、改めて月夜見宮へ。土地神さんとも和解して、めでたしめでたし。

 

お次は猿女に急かされて、椿大神社へゴー。途中、鈴鹿インター近くのヤマトタケルが主祭神とされている神社へ寄り道しました。うちが(多分)初めて神さんの声を聞いたのが、その神社だったからです。

 

「望むものは全て手に入る」

 

というお言葉頂いていたので、お礼参り。

前回はヤマトタケルと思い込んでお参りしていましたが……今回は何だか違和感が……

 

「そのあたりの詮索は無用じゃ」

 

あー触れちゃマズイところなのね、気をつけます。

一応、社の周りをぐるっと歩いて清めてから、気を取り直して椿大神社へレッツらゴー。

 

椿大社は境内も広く、ご神木も摂社もたくさんあって、ご神木にはその木がお気に入りらしい神獣もたくさんおわして、神々しくも賑々しい神社でした。

猿田彦も『ここの方がエネルギーチャージしやすい』と言ってご神気補っていました。伊勢の猿田彦神社ではダメなのね……

 

本殿へ行くと、猿田彦の眷族がずらりと並んで待っていました。その上にドーンと君臨する猿田彦、

 

「莢猫、ここまでよぉ来た。存分に神気を浴びていくが良い」

 

猿田彦、お社に戻るのかなーと思いきや、決めゼリフの後はやっぱり憑いて来られました。笑

 

そわそわしている猿女を横目に、足の進むまま摂社巡りーー天鈿女命の社に入ると、空気が変わりました……その時は、猿女と天鈿女命が同一神であることを知りませんでした……柏手を打って挨拶しようとすると、

 

「莢猫よ、ここで御守り買いなさい」

 

と、社の奥から声がーーでも、気配は背後にあるの何でだろ? 振り返ると、猿女がにんまり。

 

「ほらほら、そこの椿の花の守りでも買いや。賽銭はいらんから」

 

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おいおい、何てこと言うんですかこの女神さんは……とにかく、猿女に勧められた紅白椿の花をかたどった御守りを1つ買いました。

何だか、ここ、バリバリ猿女の気配しかしないんですけど、もしかして……調べようとするも、腹の虫が空腹と騒ぎ出す始末。結局、猿女ではなく松阪牛のお店を検索、地元では有名店らしいすき焼きのお店へ電話をかけて予約を取りーーペコリンキューも通り越した頃、お店に到着!

 

腹が減っては何とやらーーまだまだ続く。