超自然主義生活

微細霊感から超霊媒シャーマンになっていく過程を綴った非日常的日常生活※ノンフィクション

2016.11 お伊勢参り2

飼い主様はお初の伊勢夫婦岩……感想はうちと同じく「親子岩、だよね」でしたーー夫婦岩の神さんごめんなさい。

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海に来るまで目立たなかった、我が家の塞の神もピカピカになっていました。てか、我が家の留守番は……屋敷神だけ? ま、いっか。

 

道連れが何気に増えていた事は置いといて、境内に さるめ神社 のある猿田彦神社へゴー。猿田彦は憑いて来てくれているので、まっすぐ さるめ神社 へ。

鈴を鳴らして柏手打った途端、社から飛び出てきた神さんに抱きつかれました。ビックリする間もなく、

 

「遅いよ莢猫! いつになったら繋がってくれるやら、赤子の時から待ってたんだよぉ」

 

神さんの時間軸って一体……五十年前を昨日のことのように語ったりするのに、いきなり人間の時間軸で文句言われてもですね……

 

「これでやっと、夫婦揃ったわ。あたし、憑いて帰るからね。お札は要らないけど、椿大神社でウズメの御守り買いなさい」

 

うちな伊勢参り来たんですけどーー神社巡りの算段話すと、明日で良いと妥協してくれました。

肝心の「なんでここで(御守り)買っちゃいかんの」とは聞けず、次は猿田彦神社へ……ご本神はすぐそこにおわしますけど。

 

境内の有名な石にはベタベタ触る参拝客がいて、「莢猫、助けてくれー」とヘルプが。()

仕方なく、その人達の眼の前で手をかざすだけのポーズを取り、

 

「触ると良くありません、手をかざしてご神気頂きましょう」

 

と声をかけました。

 

実際、神社境内の自然石やご神木に気安く触れてはいけません。人の手から石や木に穢れが移れば、雷さんが清めに来られますから……

 

幸い、その参拝客はすぐに手を離し、手をかざすだけにしてくれました。ほっとするのもつかの間、今度は方角刻まれた石が「清めてくれぇ」と悲鳴をあげていて、即移動。

多くの人が触るだけじゃない、石の上には山のように小銭も置いてありましたーー誰ですか、お金も穢れるような事しているのは!

 

小銭は御賽銭箱へ入れなさーい !!

 

野ざらしになるような所にお金を置きっぱなしにすると、それも穢れになります。神社の境内であっても、穢れを生むモノとして捉えられます。

狛犬の足元やご神木の皮の隙間、石の上やくぼみ、池の中などに小銭放り込む人がいますが、これ全て、神さんに嫌われる行為です。同じく、社の前にお神酒やお供え物を置きっぱなしにするのも同罪ですよあーた。

 

お金は必ず御賽銭箱へ、お供え物は必ずお下がり頂いて帰ってください。置きっぱなし厳禁!

 

ーー夫婦岩神社とさるめ&猿田彦神社参拝で、本日は終了。

文字どおり『 とっても つ か れ ま し た 』……ぐふっ。