昨年(2017年)10月に祖父が亡くなってから、３ヶ月……遺産相続トラブルから身内の勝手な思い込みスレ違いまで、諸々雑多な事務処理・人的対応に振り回され、クタクタになっていた莢猫です。思えば先日の発熱もそのせいだったかもしれん……気づくの遅いわホント。
突然ですが、『子は親を選べない』とはよく言われますが、その実、魂の観点から言うと『子は親を選んで』います。わざわざそこに産まれるように、自分が仕組んでいるのです。守護霊を選ぶ時点でね。もちろん、莢猫も例外ではありません。先祖から継いだカルマ解消に励むべく、莢猫両親の元へやってきた次第です。
忍者ブログ『猫空世界』にも記しているとおり、莢猫の育った家庭環境は夫婦円満とは言い難いだけでなく、莢猫自身、道理の右左も判らん歳頃から、『解っているのが当たり前』を押し付けてくる親だったもんで、何もかも大変でした……よくもまぁこんな親選んできたもんだよ。莢猫エライ。
教えてくれもせんうちから解る訳無いやん。誰もが初めてやることには初心者ですがな。初心者にはあれこれノウハウ丁寧に説明した上、「こうやってこなすんだよ」とお手本示すのが親でしょうに、そこんとこ全部すっ飛ばして『知らん(解らん)方が悪い』と決めつけ、できない莢猫を定規や布団叩きで殴る罵倒する親でした……よくもまぁこんな(以下略)。そのくせ、自分が莢猫の持ち物壊したりしても、謝らん……子どもが親の持ち物壊したら、これでもかってくらい折檻付きで怒り散らしていたのに…………よくも(以下略！)。
とまぁ。こんな親でも、子はわざわざそんな親の元に産まれてくる訳ですよ。子ども達みんなエライ。は、さておき。だからといって、血筋の縁にいつまでもすがっておく必要はない訳でして。自分を養う力が無いうちはどうしようもありませんが、親元を離れて自立することができれば、反面教師or己が枷にしかならんような親きょうだいとは縁を切っても何ら問題ありません。要は、自分自身が生霊産まないライフ送れたら、それでいいのよ。
血筋に囚われて身動き取れんような人達は、思い切って関係断ちましょう。実家から遠い所へ引越して、住所や電話番号は一切伝えない。近くにいるとしても、家の合鍵を渡さない電話は着信拒否など、自分なりに血筋を遠ざける対策講じてくなさい。
産み育ててくれた事に感謝はすれど、それとこれとは話は別問題ですけん。恩知らずだの薄情だの、何とでも言わせておけばいい。自分ファースト！ 安寧に暮らす事ができない者等の言い分に耳を貸す必要はありません。大事なのは、自分自身が、生霊産まない生活送ることですから。血筋の者と暮らす上でカルマ膨張してしまうのは、カルマ解消のために産まれてきた魂にとっては本末転倒でしょ。
と、いう訳で。同じ空間にいるだけで生霊ぶちまけてくる血筋との縁を断つ覚悟を決めた莢猫です。本当に、２度と、関わるまい。飼い主様両親にも事情を打ち明け、金輪際関わらぬ意思を固めて、親には銀河から教えてもらった『縁切りの呪』を仕込んだ絶縁状を送り付け……悪あがきする親からは絶縁状を送り返されてしまいましたが……改めて強い念を込め直し、再度送りつけて、ようやっと、呪術成就。
『呪』の類は結界と同じで、油断すると綻び出てきてしまいます。その後もちょいちょい親がらみの妄執アレコレありましたが、その度に念込め直し、念込め直し、念…………呪術継続させるの、物凄く大変なんだなー(遠い目)。ぶっちゃけ、皆さんには、ここまでやるのはお勧めしません…………ぐふっ。
とにもかくにも、毒親きょうだいに振り回されとる人達に言いたい。無理して付き合っていく必要はないんだよ。自分を一番大事にして、安心できる生活環境で、生霊産まないライフ送ってくなさい。大事なのは血筋の縁ではなく、本当の意味で自分を理解・許容してくれる者との縁です。血筋の縁に恵まれないと嘆く前に、自分の繋ぎたいところor繋いでくれているところの縁を大切にしようね。
縁はいわば見えざる糸ですん。自分で結ぶこともできるし、解くこともできるし、切ることもできます。誰かに結ばれることもあれば解かれることもあれば切られることもある訳ですが。それだけでなく、意識せずに自然と繋がることもあるのが縁。今、大事にしておきたい縁は、特に、結び目の再確認しておくよろし。
余談ですが、縁の結びつきには、許すとか許さないとかそのような因果は全くありません。その繋がり有無に固執したくなるのは人間の性(さが)であって、縁とは関係ないのよ。神さんが繋いだり外したりしている訳でもありません。縁はいうなれば魂そのものの同調由来である霊的現象です。家族・血筋・社会の繋がりとは全く別(無関係)で、魂同調から全て必然的に繋がり、同調しなくなると消えていくものでもあるそうです。←神さん談
縁の繋がりに甘んじることなく、固執することなく、自然体で……今ある大事にしたい縁だけ、大切に。『親しき仲にも礼儀あり』この諺通り、近しい者との縁ほど振り回さんごと気をつけてな。
