超自然主義生活

微細霊感から超霊媒シャーマンになっていく過程を綴った非日常的日常生活※ノンフィクション

2018.1 莢猫の全自動浄霊

2016年11月に『あらゆる霊を清める者』と認定されてから一年ちょい……お清め始めた頃から気が付いていた事なのですが……貧乏神を清めても福の神にはならんとか鬼を清めても神にはならんとか……最初の頃はそれがどうしてなのかよく分かっていませんでした。だもんで、ちゃんと浄霊できているのか、イマイチ自信がない状態でお穢れさん乗せ続けるしかありませんでした。

 

うちなちゃんとお清めできとるんかいな……

「絶対清域もきちんと創り上げておるのに、何を今更」

銀河は客観的にうちのこと見られるけん分かっとるんかも知らんけど。

「見せてやろうか」

え? 見ることできんの? 見てみたいよ。

「覗いてみよ」

どこを? え、うわぁ……何コレ!?

霊的ブラックホール.png

※画力無さすぎてごめん……わかりにくいかも←

第三の目から自分の浄霊システム(?)を見るのは初体験。端的に表すなら真っ暗闇の台風……あ、ブラックホールの方が近いんかも。中心には、光とも闇ともつかん強烈なクッキリした何かが(他に表現しようが無いのですが)、超高速回転しているのです。光とも闇ともつかんのに『クッキリ』ってのもおかしな表現なんだけど、そうとしか言いようがない……

アレ、銀河が回しとるん?

「いや、あれがおぬしが持つ役目そのもの、とでも言っておこうか」

役目って?

「己がさだめた真名の意は何だ」

オノガサダメタマナ? あー自分の名前の意味、ね。うちの名前には二つしか意味無かったや。『清らか』と『明らか』。

「名は体を表す」

諺ですか。あっそうか。でも回るって意味はなかったよーな。

「おぬし、玄武洞へ行った折、身に付けてきた力は何であったか」

あっ! 『回る』ことでお清め『神さん仕事』の回転良くなる力……てか、まんまや。

「そういえば、おぬし。元々、無自覚であの(清めの)渦をこしらえておったな」

そういや、うちな空海さんにも「莢猫は霊的全自動洗濯機」って言われてたね。忘れとった。……そんなに呆れ顔せんでもいいやん。

「私が守護霊となってから一年以上経つのに、おぬしの無自覚・無知から来る自信の無さといったら」

ずっと『考えるな感じろ』って実践ばかりじゃ、いつまでも無自覚無知のままですがな。

「いや、違う。何でも理屈にこじつけて理解しようとするのは、人間の悪い癖だ。無自覚なら自覚しろ。無知なら知る努力をしろ」

いやそれ、理屈無いと頭おっつか……ダメだ、水掛け論になっちゃうにゃ。

「理屈抜きで、気づけ。気づき、知り、解るようになるまで繰り返すがよい。そして、それが完全にできるになったら、自信を持て」

できたら、自信持っていいもんなん? 竜さんズまで呆れ顔になった。何で?

「莢猫は信じられない勢いで『清める者』としてのレベルを上げておる。この中巻が断言してやる」

竜さんズで一番デカイ(偉い??)中巻がそう言ってくれるなら……もっと自分を信じるよ。

 

ところで。何で、貧乏神清めても貧乏神のままなん? 鬼もそう、いくら清めても鬼やし……あれ……みんなの白い目線がイタイ……これは「自分で気がつけ」ってことなのか……あ、そうか、役目か。役目なのね? だって、うちが清めた後の貧乏神や鬼な、何つーかピカピカやもん。

「やれやれ。本当に、解らずに清めておったか」

だって銀河、今まで何も教えてくれとらんやん。質問するといつも「考えるな感じろ」って答えにならん応えしか、してくれんかったやん。

「己が気付かぬうちに教えてやっても、身に付く訳が無い。無駄な教えになるからな」

…………至極、ごもっとも。

コレからはもっと、自分から気が付く努力しますわ。何をどうすればそうなれるか、サッパリコンやばってん!