超自然主義生活

微細霊感から超霊媒シャーマンになっていく過程を綴った非日常的日常生活※ノンフィクション

2017.6 「緑が足らぬ」と頻繁に言われだした話

人間辞める前からちょいちょい言われていたのが、人間辞めてから1ヶ月。買い物などで出かけると、そこらに植えられている植物や道端の草花にまで「莢猫は緑が足りてない」「葉霊・花霊・木霊分けてやろう」と、やたら気遣われるようになった莢猫です。

 

こうも頻繁に言われるようになると、銀河まで、

「草木がこれほど騒ぐようになるとは……そうだな、直に色を取り入れるのも有り、だ。緑色の石や衣服を身に着けろ」

などと言い出す始末。うちな、アクセサリーや服で身に着けるのに、緑色はそんなに好きな色じゃないんだけど……なんてこと、言ってられない状態なのは何となく分かるから、対策講じてみるよ。好きな色と似合う色は違うのよってヤツだと思っとく。

 

その実、莢猫な有料カラーリングチェックやったことあるのですが、好きな色と似合う色がこれでもかってくらい合致しているとゆー結果であったほど、自分が身に着けるのに相応しい色は感覚でガッツリ把握していました。もちろん、あまり好きじゃない色も、似合う色の中に含まれていましたけどね。

 

あの時、自分に似合う色の中にあった緑は、少し青が入った深緑と少し水色入った薄緑色でした。緑強めの濃淡青緑ね。

「莢猫、今のおぬしに必要な色は、そんな曖昧な色ではなく明確な緑だ。おぬしが言葉で言うなら、折紙の緑色か」

折り紙の緑言うたら、『まみどり』やん。そんなクッキリ緑色身に着けろっての? 似合わんやろさすがに……とは思いましたが、背に腹替えられん状態やし……うん、歩いて行ける所に染め石売ってるアクセ材料屋あったね、うん。

とりあえずは、緑の石ゲット。早速ブレス拵えて身に着けてみましたが。石も莢猫も、違和感しかにゃい。

「莢猫ぉ~……私等の力浮きっぱなしだぞ。本当に色の力だけでいいのなら、ガラス玉でも買ったらどうだ」

しばらくはアンタ達しか頼れないのよ、我慢して色の力だけちょーない。と、無理難題を石達に押し付け、やっぱりちゃんと(?)石の力も借りたいとネットで新たな緑の石とガラス玉も注文し、届くとすぐにブレス拵えましたが……どうしても違和感ぬぬーん。呆れ顔で銀河曰く。

「好きな色を身に着けていると思え」

そんなこと言われてもぶぬぬーん。あまり好きでない色を身に着けるのは、ねぇ。石達、ごめんなさいねホント。散々ワガママ付き合ってくれて、ありがとです。

 

石の力や色の力ほど、自分の好き嫌いウンヌンじゃない、イヤ、全く関係無いつーか……うまく表現しきらんけど、この時に超絶痛感しました。魂が必要とするエネルギーは、好き嫌いで判断するものではないのね。

そういえば、特に好きな色でもないのに、てか、全く好きな色ではないのに、その色の物ばかり目に付くことがあるのは、魂がその色を求めているからなのだということを理解したのも、この時でした。これが腑に落ちた途端、今までイヤイヤ身に着けていた色の物が、すんなり自分に溶け込んでいくような感じになりました。目から鱗落ちまくり!

緑の上着.png

 

嫌いだった緑色は、違和感なく自然に身につけられるようになり、自然に身に着けられるようになると、嫌いな色という思い込みの壁も、いくらかは取り払えるようになりました、とさ。