超自然主義生活

微細霊感から超霊媒シャーマンになっていく過程を綴った非日常的日常生活※ノンフィクション

2017.2 犬神の祟りと浄霊と その3

神さん方の話の流れから、人間関係は捨て置き犬神を清める段になり……何せネット上の知り合いだったもんで『繋がりが薄い』……ということで、先に犬神ボス(銀河は『犬神の長』と言いましたが、莢猫的には『ボス』か『リーダー』ってイメージだったもんで、ボスと呼ぶことにしました)と繋がる準備を始めた莢猫です。

っても、何をどうすればいいやらサッパリコンなのはあいかわらずーー獣霊の目を描いてそこに自分が呼びたい獣霊神名の音霊を乗せるーーという儀式を教えてもらいました。

 

お札書き.png

 

ちょっとした魔術師な気分はさておき。←真面目にやれよん

墨を擦って、上等の和紙に筆書きで呪符を作り(言わずもがな フニャ絵お札 になりましたが)、うちが描けば効果は必ずあると言われた言葉を信じ、その時はまだ犬神ボスの名を知らなかったので(つーか教えてもらえなかったので)

 

犬神ボスさん、おわしましたら応答願います!

 

ーーなんて、こんな大雑把な呼びかけにもかかわらず、目の前にドォンと白い巨大狼風な獣神が現れました。マジか!

某妖漫画に出てくる先生のようなお姿に思わず既視感が……目が合うなり、なんというか、立派なお髭のおじいちゃんがニッコリしたような表情になりました。

 

「そなたが莢猫か。噂は聞き及んでおるぞ。しかし〇〇(銀河のことらしい……祟り神の名)が守護霊とは……どういった風の吹き回しか」

銀河の希望により〇〇表記

 

後半は明らかに銀河に向けての発言らしく、『知り合い』というのは本当だったようです。でも、銀河は何も言いませんでした。

 

「莢猫よ、そなたは大丈夫なのか?」

 

銀河が守護霊なのが大丈夫なのか犬神のお清めが大丈夫なのかは解りませんが……大丈夫ですよ、多分。(とりあえず、後で〇〇の事は自分で調べよう、うん)

 

……まぁ、今まで幾多の獣霊を清めておるようだから、大丈夫であろうな。これから先も穢れた犬神を見つけたら、清めをよろしく頼む」

 

そりゃもちろん、喜んで……何か半端に含みあるような、はぐらかされたような気もするけど、まぁいっか。時が来れば、全部解るハズ。多分!

 

と、いう訳でーー自称陰陽師の彼が持つ、穢れた犬神が宿ってしまった水晶とダイレクトに霊道繋いでもらってから、犬神ボスの号令で強引に犬神を莢猫に乗せて銀河が呪縛。左こめかみに痛みが走るぅ~……いつものことなんで慣れまひた。←慣れってコワイ 笑

 

過去病歴で散々痛い目に遭ってきた莢猫です(詳細は忍者ブログ『猫空世界』掲載中)。その頃に味わった痛みに比べたらーー痛いものは痛いけどーーねぇ。いや、決してMではありませんがね←ォイ 笑笑

 

そんでもって、繋がった霊道からボス自らが祟りに行かれました……獣霊の類を気安く家に祀るもんじゃーありません。ホント。

っても、現代の人達は知る由も無いのよね。先祖がやらかして、それがちゃんと伝わってないとなおさら。

 

余談ですが、犬神信仰が流行ったのは管狐とほぼ同時期の平安時代あたりから室町時代にかけてだそうで。

これは身近にいる獣霊達に直接聞いた話であり、歴史的文献から記している訳ではありませんのであしからず

その後の戦国時代、明治維新、大戦等ーー文書伝承も口伝も途絶えて、現代ーー何万とも知れぬ獣霊が恨みを募らせ子々孫々を祟り続けています。

 

決して怪談ではありません。事実です。

 

現に、人間仕事で霊視したお客さんの中には獣霊憑いている人いましたし、今なお、事情あってそれを乗っけたまま暮らしている人もいるのです。

 

病院に行っても、未病診断行っても、心理療法やっても解決しない事象は霊障の可能性もあります。簡単な霊障対策や予防策については既に過去記事に掲載済みですので、遡って確認してみてくなさい。←何やってもダメだった人は人間仕事依頼コメントくなさい。ただし、実践せずに無料相談or人間仕事依頼するのはご勘弁を。うちが載せている霊障対策は『自分でやっても効果があるもの』ですから、必ず全部試してみて。半年以上続けてみてもどうしても効果がないという方は、有料対応で相談承ります。

獣霊を祀ると危険なのは犬神に限った話ではありません。ウカタマさんをはじめとした狐霊、江戸時代に一時流行した猫神もサルタヒコ信仰から派生した猿神、聖天(歓喜天)信仰の象神、弁財天信仰の蛇神ーー挙げだしたらキリないんでこの辺でーーも獣霊信仰になります。

子孫がおざなりな祀り方しかしなさそうだからと神棚閉じるのも、人神(ひとかみ)より難儀であるのは言うまでもありません。そこんとこ、よくよく気をつけて。

 

ちなみに、一度発動した祟りは、いかな力を持つ霊術師であろうと絶対に止められません。祟りを抱えている者自身が真摯に受け止め精進するべきことだもんで、干渉できないのです。

七代先までそれを自覚して向き合うことができれば、八代目からは赦してもらえるように手配はしています。←『末代まで』でなくなっただけ、ありがたいと思ってくなさい……合掌。