超自然主義生活

微細霊感から超霊媒シャーマンになっていく過程を綴った非日常的日常生活※ノンフィクション

2017.1 竜さんがpart4

一気に春夏秋冬揃ったうちの竜さんズ……うち自身、いつの間にか彼等と対等以上の力を付けていた事は全く無自覚のまま……竜神4匹も自分に憑けていられる時点で気づけよコラ(笑)、と今なら思える……は、さておき。
とりあえず、うちの竜さんなりたての夏巻と秋巻は、うちの第一チャクラから気がダダ漏れなのを逆手に取って、うちの気をガンガン吸わせることで莢猫ナイズ化を図り、春巻と冬巻には五大竜王さんのツテで風神さんや大気神さんの元へ修行しに行ってもらいーー夏巻・秋巻がうちの子になってからほんの一週間後(とはいえこの間に2匹ともリビング空間サイズくらいにまで成長していた……ハヤッ!)のこと。
それは昼前、空が地震のような『気』に包まれているのに気がついて見上げるとーー巨大な竜さんが怒りでのたうちまわっているのを雲造りの神さん方がズルズル押してくるのが見えました!

何じゃありゃーーーー !?

多くの雲造りの神さんがその竜の肘鉄だの尻尾打ちだの食らいながらも、入れ替わり立ち替わりでこちらへ押してくるのです……どぉしろってのアレ……
と、射程距離(?)内と見たらしい銀河が、やおら人型巨大化して暴れる竜の尻尾を素早く掴み、こともあろうか莢猫の魂にクルクルッと結え付け、

「五大竜王、こやつの怒りを鎮めよ!」

叫ぶとすぐにマナシさん達もやってきて、強烈な怒りの穢れが怒涛の勢いで莢猫の中に流れ込んできました。魂からダイレクトにですよあーた。一瞬で天に召されてもおかしくない勢いですよあーた。

ぐふっ。

……ってか、この一連の光景を他人事のよーに見ている莢猫第三の目って、一体。
竜さん云々より、どうやって莢猫が存命しているのか誰か説明プリーズってな状況の中、怒り抜けて大人しくなってきた竜さん曰く。

「わしの名はもう定まっているのだな。これからは中巻としてそなたと共にあろうぞ」

何サラッと冷静にのたまってますのん……さっきまであんなに暴れて雲造りの神さん方ボコボコにしていたとゆーのに……

「我が怒りを受け止めきれもせぬくせに、崩れかけていたからといって封印を解いた浅はかな愚か者がいたのだ。赦せぬ」

また怒り沸騰してきましたがな、おーちーつーけー!
愚かな人間の事はうちがそのうち何とかするから、落ち着いて。でないと器から魂すっぽ抜けちゃうわっ !!

「怒りはまだ収まらぬが、そなたの事は気に入った。だからそなたに免じて大人しくあろう」

そうしてくれると助かりますん。…………ぐふっ。

中巻が仲間入り.png

 

後から雲造りの神さん方に詳細聞きましたが、成り行きは冬巻の時とほぼ同じでした。
どうして太古の封印を安易に解放するのか愚かな人間共。

今、様々な古い封印自体が、時の流れや文明の発達などで風化劣化してボロボロになっているところに、封じられていた表面的な力だけ欲しいからといって、後先考えずに開封していく霊能者達がいるのです。
あーた達の知らぬ所でその尻拭いさせられている者の身にもなってみなさいよあーた。やらかしている輩が特定できたら相当な対価を要求するわよマジで。(怒)
やれやれですたい。

何はともあれ、あっという間にうちの竜さんズが5匹になりました。するとマナシさん曰く、

「そのうち、我等も『竜さんズ』に加えてもらおうか」

そのうちって……いつーーーーッ !?!?