ちゅっと話を戻して、2016.12 の話ーー蛇神というか、蛇の姿形が大好きな銀河曰く。
「今のおぬしに守護霊として憑くには由来が薄い。憑代を用意しろ。これから先の話だが、おぬしは隕石も持っていた方が良い」
……憑代に隕石と言われましても……ピンときませんがな。
試しにビーズ編みで蛇リングを作ってみましたが、繊細なビーズ編みなのにあまりのゴツさメンズリング級な仕上がり、手の大きさ小学生級の指にはいくらなんでもってな着け心地。ビミョー……
飼い主様に相談したら、蛇型のシルバーリングを買ってくれました。持つべきものは夫で大感謝!
飼い主様に買ってもらったリングだから堂々と左薬指に着けられるし、銀河の憑代にもなって一石二鳥だじぇ。
え、結婚指輪のサファイアはどうしたって?
それはいずれ老後の……げふんげふん……てか、莢猫に老後はあるのか? 無いような気もするけど話進めましょ。
銀河の言う『隕石』も何かの憑代ってことだよね……それってつまり、地球外霊体……深く考えるのはよそう。地球にだって常に宇宙線だの宇宙風だの吹きつけているのですもの、隕石の一つや二つくらい持っていた方がお得に違いないのですよ。
てな訳で、行きつけの石屋さんへゴー。ちょうど、厚さ3~4mm、五百円玉より若干小さめのメダル型にカットされたギベオンがあって、即購n……ちょっと待って、え、この大きさでまさかの二桁万円 !?
隕石、なめてました……タッカイ!
取り置きしてもらって、軍資金貯めて、ギベオン購入リベンジ。
この手の希少石は大抵、グラムいくらで売られているそうですが、何か。
石は身に着けやすいのが最優先! まずルーターでささくれた鋭いメダルの角を面取りして、ペンダントトップにすべく穴ほぎました。
てか、この一連の作業を素人がやるべきじゃーありませんでしたね……遠い目……
硬いよ隕鉄!!!!! お金追加して、石屋オーナーのお兄ちゃんにやって貰えば良かった!!!!!
小さい手でもピアノやっていた杵柄の名残で何とか作業終了。ここで果てている訳にもいかずペンダントトップにするべく試行錯誤……しているうちに年が明けたじぇ……
結局、この隕石は手元を離れていくことになり、今は二代目ギベオンをペンダントにしています。もちろん、ささくれた角の面取りはお兄ちゃんにやってもらいましたよ、ええ。
隕石二代目の話と、それががどのような役目を果たしていくのかは、後の記事で。